多摩レイクサイドスポーツ
2007-06-26T12:29:58+09:00
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コミュニティFMラジオ局 「多摩レイクサイドFM」 (79.0MHz)にて放送の 「多摩レイクサイドスポーツ」番組公式ブログです。
Excite Blog
6月28日(木)よる10:00 最終回
http://fm79.exblog.jp/5687820/
2007-06-20T12:26:00+09:00
2007-06-26T12:29:58+09:00
2007-06-26T12:26:02+09:00
tama-lake
放送スケジュールと内容
最終回はスペシャルとして、なぜか当番組では最初で最後となる「クイズ番組」をお届けします。番組の収録日が、たまたま番組チーフ(小林旭ファン)の誕生日と重なったため、いっそのこと小林旭さんをモチーフに番組を制作しました。この最終回は、ある意味で「番組開始以来の酷さ」に仕上がっていますので、どうぞお楽しみに。
2005年4月以来、東村山市を中心に多くの皆様のご協力をいただきながら、2年3ヶ月に渡って放送をお届けすることができました。番組にご協力いただいたすべての皆様に心より御礼申し上げます。
そして、この番組をお聴きいただいたすべてのリスナーの皆様、本当にありがとうございました。最終回スペシャルは、当番組特有の「アホ臭いエキス」を200%凝縮(当社比)しましたので、必ずやリスナーの皆様へ最高のプレゼントとなることでしょう。どうか、お聴き逃しなく!
放送日時
木曜よる10:00
再放送は、深夜4:00(金曜未明)
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2月のスポーツインサイド
http://fm79.exblog.jp/4653627/
2007-01-31T10:38:27+09:00
2007-01-31T10:38:27+09:00
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栗原直也のスポーツインサイド
スポーツ:ペルー野球を支援する会
月間タイトル:美しき野球を
第1週:「元高校球児たちの知られざる海外挑戦」
ペルー野球を支援する会の二代目派遣コーチとして、現地の子どもたちに野球を教えていた中野俊一さんのインタビューをお送りします。中野さんをペルーに向かわせたものとは、一体なんだったのでしょうか。
第2週:「野球という名のジャパン・ブランド」
三代目派遣コーチ・川崎基司さんのインタビューが中心。川崎さんがペルーで行った指導の内容や、ペルーの野球事情についてお送りしていきます。最後は、野球がもたらす日本の国益についても触れていきたいと思います。
第3週:「ウエルカム・トゥ・野球」
ペルー野球を支援する会が後援活動を行っているペルーからの留学生、ヨサ・ススム君、そして四代目派遣コーチ・栗原浩さんのインタビューをお送り致します。ススム君から見た日本、そして日本の野球とは。
第4週:「海の彼方の甲子園」
ペルー野球を支援する会代表・佐藤道輔先生のインタビューをお送りします。ペルーへの支援活動、そして高校野球に共通する心とは何か。また、このシリーズ最大のテーマでもあります、スポーツを通した国際交流に必要なものとは何か。その答えは…。
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ディレクターFのひとこと 女子ボクシング=専門分野です
http://fm79.exblog.jp/4631752/
2007-01-27T12:54:56+09:00
2007-01-27T12:54:56+09:00
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ディレクターズルーム
ところが、少なくともエクササイズ・フィットネスのレベルにおいては、もう10年以上も前から女性がボクシングやそのエッセンスを採り入れた運動をするなんてのは、カッコイイこととして普及してますね。なにしろ3分1ラウンドという集中のしかたがよろしいし、もともとが激しいスポーツだから身体へのキキ具合という点で、それはそれは結構な効果をもたらしておるのです。
かてて加えて格闘技ブーム。いよいよもって、格闘技を「見る」だけではなく、「する」女性に対する偏見がこそぎ落とされて行きつつあるんです。イイことだよね、これ。だって、「男だから」「女だから」なんて理由でやりたいことが出来ないってのは、不幸そのものじゃないの。よくこういうこと言うと「やはり女は上品でなくては」なんてなこと言うバカがいるけど、んじゃ男は「下品」でイイのかって話ですよ。男であっても女であっても、人間社会に生きている以上、「上品」でなくっちゃイカンに決まってるでしょうに。
と、かように女性によるボクシングが盛んになることを願っておるディレクターFではありますが、ちょいとこの動きは気がかりです。というのも、これまで女性によるプロボクシングを一切認めてこなかった日本プロボクシング協会(日本におけるプロボクシング活動を統括する日本ボクシングコミッション【JBC】と協力関係にある、ジム会長の団体とでも思ってください。実質的にはJBCの決定と言ってイイでしょう)が、日本女子プロボクシング協会をこの4月にも設立して、いよいよ女性によるプロボクシングを公認しようという動きがあるんです。
確かに、このことだけをみりゃありがたいことですよね。WBA、WBCという世界タイトルを認定している団体と密接な関係を持つJBCから「正式な競技」として、女性によるプロボクシングが認定されるということは、そりゃ当然、活動の場を広げるとか、社会的な認知度を高めるとかいう意味においては肯定的に捉えられるわけです。
ところが、ここにひとつ釈然とせんことがあるのですよ、ディレクターF的には。というのは、日本では既に1999年から、日本女子ボクシング協会(JWBC)という団体があって、そこが中心となって今日の女性によるプロボクシング興行を成り立たせてきたという事実があるんです。
確かに、この協会は全体を統括・管理することをせず、いってみればK‐1のような格闘技イベントとして女性によるプロボクシングを発展させようとしておって、ディレクターFの立場からすれば、それは健康管理だとか信頼性、社会的認知の点でいささか問題があるのではなかろうかとは思うのですが、それでもプロボクサーとして活動したいという女性ひとりひとりのために場を提供してきたという事実には、敬意を払わなければならんと思うわけです。ボクシングが好きな者であれば。
しかるに、今回の日本女子プロボクシング協会の設立は、まるでこのJWBCの存在を無視したやり方にしか見えんのです。もちろん、JWBC側が「どうぞやりたきゃ勝手におやんなさい」という態度を基本線として持っていることも一因ではありましょうが、それにしても両者の対話というのはなかったのか。まさかないとは思えませんから、なんでそれがつまびらかにならんのか。まんいち対話がないとしたら、この新協会設立は暴挙でしかないですよ。
だって、キックボクシングやプロレスの例から分かるように、団体の乱立はロクな結果を招かんのです。下手をすると、競技そのものが零細化してしまう=一般の人からは見向きもされなくなる可能性だってある訳です。まして女性によるプロボクシングは、まだ発展途上。競技人口はそんなに多くありません。それなのにバラバラの団体ができて、お互いの意思疎通が欠けるという事態になるとしたら。そりゃ困りますわね。
てことでディレクターFとしては、ボクシングをしたいという女性が安心して活動出来る場を提供し続けるためにも、いまいちど、JWBCとJBCとの対話を望みます。少なくとも、コレまでのJWBCを「なかったこと」にするという態度だけは取らないで欲しい。女性でもボクシング関係者でも、ボクサーでもないけれど、ボクシングが大好きなディレクターFは、心よりそう願うのであります。
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甲子園を目指したペルーの少年
http://fm79.exblog.jp/4602557/
2007-01-22T01:45:00+09:00
2007-01-22T01:51:38+09:00
2007-01-22T01:45:41+09:00
tama-lake
栗原直也のスポーツインサイド
タイトルとは全くの無関係及び長い前ふりですいません。昨日取材させて頂いた方は、6年前の自分と同じ歳なんですよね。なんだか感傷的になってしまいます。うーん、オヤジ化したなあ。
さて、いい加減本題に入りましょう。
この日は「ペルー野球を支援する会」四代目派遣コーチである栗原浩さんのお宅へ。
「よろしくお願いします」
流暢な日本語で迎えてくれたのは、ペルーからの留学生、ヨサ・ススム君。ススム君は三代目派遣コーチの川崎基司さんや、栗原さんのペルーでの教え子に当たります。三年前に来日し、埼玉県にある本庄第一高校に入学。野球部に入り、日本の仲間と共に甲子園を目指しました。
画像を見ての通り、甘いマスクにさわやかな笑顔。本庄第一高校は昨年の埼玉県予選準決勝で浦和学院に敗れていますが、もし甲子園に出ていたら、斉藤祐樹投手に匹敵するような人気者になっていたかもしれません。
そこでちょっと意地悪な質問
「女の子にもてるでしょ」
「いや、そんなことは…」
目を伏せて照れ笑いを浮かべるススム君。ちょっとシャイな性格のようですが、心の芯は非常に強いものがあると感じました。
(左がヨサ・ススム君。右が四代目派遣コーチの栗原浩さん)
全く違う文化の国に来て、いきなりの寮生活。しかも本庄第一は、栗原さん曰く「埼玉一厳しい監督」のいる高校。ときに「ペルーに帰れ!」と、厳しい叱責を受けることもあったようです。さらに日本特有の先輩後輩の上下関係、冬の寒さ、肩の故障。ペルーでは味わうことも無かった辛く、厳しい試練に、人知れず涙を流したこともありました。
それでも「日本へ行かせてくれた家族のために」と歯を食いしばり、ススム君は三年間野球部でボールを追い続けました。
そんなススム君のガッツや誠実さは、たくさんの友達をもたらしました。練習が休みの時は友達と焼肉を食べに行ったり、ボーリングで遊んだり。寮のテレビでは一緒に『あいのり』を見ていたそうです。
では野球以外での一番の想い出は?
「修学旅行です。大阪、京都、長崎に行きました。大阪ではユニバーサルスタジオジャパンで遊びました」
たくさんの友達と過ごした時間。ススム君にとって、野球部の経験と同じくらい大切な想い出になることでしょう。
「三年間全く文化の違う国で野球が出来たっていうだけで凄いですよ。本当に良く頑張りました」
ペルーでススム君を指導し、もっと良い環境で野球をやらせてあげたいと日本への留学を進めた栗原さんも、この3年間のススム君の頑張りを称えています。
「やっぱり彼には日本の野球の良いところを学んでほしかったし、日本にもペルー野球の良いところを知って欲しい」
よく高校スポーツの留学生というと、大会の結果だけを求められる、いわば「助っ人」と思われがちですし、実際そういう高校もあるのかもしれません。しかし「卑怯だ」という理由をつけて、留学生そのものを否定するのはいかがなものでしょう。
大会の成績以上に、もたらされるものは必ずあるはずです。留学生にとっても、そして彼らを受け入れる日本にとっても。
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1月のスポーツインサイド
http://fm79.exblog.jp/4510912/
2007-01-05T23:35:00+09:00
2007-01-05T23:38:13+09:00
2007-01-05T23:35:05+09:00
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栗原直也のスポーツインサイド
新春特番「プレイバック2006」
第1週:「スポーツ・ボディの作り方」
「身体」をテーマに、2006年に取り上げたスポーツの中から、東京都障害者スポーツセンターの森慶一さん(2月)、パワーリフティング世界チャンピオンの三土手大介さん(7月)のインタビューを再編集してお送りいたします。これを聞けばスポーツで最高のパフォーマンスを発揮するために必要なものがわかります。
第2週:「スポーツという名のメッセージ」
第2週のテーマはスポーツを通した「表現」。ふじしま新体操クラブの藤島八重子先生(8月)、そしてストリートボールリーグ「LEGEND」の選手及び代表の金井真澄さん(1月)のインタビューをお送りいたします。新体操とバスケ。全く異なる二つのスポーツに共通する表現とは。
第3週:「裏方さんたちの戦い」
第3週目はアスリートたちの影で奮闘する裏方さんたちをご紹介したいと思います。インタビューは日本パラリンピック委員会事務局長の中森邦男さん(9月)と、傍士接骨院の傍士卓朗先生(6月)。普段あまり聞く機会の無いお話がたくさんでてきますよ。
第4週:「我が街から世界へ」
最終週のテーマは「世界」。日本だけでなく、海外でも活躍されているアスリートの皆さんのお話をお送りいたします。どなたのインタビューにしようか、非常に悩みましたが、アイススレッジホッケートリノパラリンピック日本代表の安中幹雄選手(5月)、東京女子体育大学シンクロナイズドスケーティングクラブの大森芙美コーチ(11月)による海外で戦うことの難しさについてのお話を聞いて頂こうと思います。私たちの暮らす地域からも、世界と戦っている人たちがいるんです。]]>
ディレクターFのひとこと ボクシング見てね
http://fm79.exblog.jp/4502141/
2007-01-04T14:57:18+09:00
2007-01-04T14:57:18+09:00
2007-01-04T14:57:18+09:00
tama-lake
ディレクターズルーム
最初にひとつ、自慢というかコマーシャルというか。ただいま全国書店にて大絶賛発売中の『ボクシング・ワールド』誌78-79ページに、「日本の女子ボクシングはどうなっているのか?」という記事が掲載されております。無署名ですが、アタシが書きました。えへへ。覚えてたら読んでみてください。
さて昨日ですが、有明コロシアムでボクシングやってました。日本対メキシコ国別対抗戦とかいうやつです。世界戦2試合を含め、5試合を日本のジム所属選手対メキシコ人選手という構図で行なって、団体での勝敗をつけましょってやり方でした。この発想そのものは当然のことながら、実際の試合内容も大変よろしゅうございました。ちょっと目先の変わった試みはそれだけで話のタネになるので、今後も工夫を凝らした興行スタイルがあると、ボクシング・マニアとしては嬉しい限りです。
ちなみにその中で、一番印象に残ったのがウェルター級の大曲選手でした。とにもかくにも破壊力満点のパンチが魅力なんですが、昨日見たところでは、ただの馬鹿力パンチブン回し系ではないのねってことがよーっく分かりました。あんまり細かいことを言ってもつまらんのですが、要するにカウンターのタイミングと、打ち合いの中でしっかりとナックルを当てるコントロールの良さがピカピカ光っておったわけです。
K-1からこちらの総合格闘技ブームの中で、「豪快なKOこそが最大の魅力」的な認識が世間に浸透したやに思われます。無論ボクシングとても、古くから「KOは最大の華」と言われるように、倒し、倒されるところに大きな魅力があります。ただ、相互の技量が高いレベルで拮抗してる場合、馬鹿力でなぎ倒すってわけにはなかなかいかず、そこにはある程度の技術も必要になるわけです。恐らく、そこらへんの技術の分かりづらさってのが、格闘技人気の向上に反比例したボクシング人気の低下につながっておると思うのです。
そこらへんのことを考えた場合、この試合を中継したテレビ東京の実況陣と解説者、特に現世界チャンピオンの長谷川選手は、非常に分かりやすい表現で、大曲のパンチのどこら辺がうまかったのか、どこら辺がパワーでどこら辺が技術なのかってな話をしてくれていたってのは、非常にありがたいことです。メインのミハレス-川嶋戦でも、パンチを打ったあとにミハレスが頭の位置をずらしてリターンをもらわないようにしているってのを、丁寧に話してくれてました。
せっかく面白い興行アイディアで、少しなりともボクシングに興味を持ってくれる人がいるならば、次は分かりやすくその魅力を伝えていくような工夫が、ファンをつかむことにつながると思うのです。そういった意味で、昨日の中継は非常に示唆に富むものであったと思われるわけです。ま、皆さんもボクシング見てね。]]>
去りゆくモノ、変わりゆくスポーツ(2006年を振り返って)
http://fm79.exblog.jp/4481952/
2006-12-31T22:10:00+09:00
2006-12-31T22:24:34+09:00
2006-12-31T22:10:06+09:00
tama-lake
∟ スポーツコラム
(写真は11月の放送で取り上げたtwcpeの皆さん)
「もはや戦後ではない」1956年版の経済白書に記されたこの文言は、戦後の日本経済復興を象徴する言葉として、あまりにも有名である。同年日本はソ連と国交を回復。国連加盟も果たし、様々な分野でいよいよ世界に活躍の場を広げようという時期でもあった。
あれから50年。スポーツ界においても「世界」という単語は、意識せざるをえないものとなっている。特に今年は冬季五輪、WBC、サッカーW杯と、注目度の高い世界大会が目白押しの年。様々なスポーツにおいて、世界と日本との距離が浮き彫りとなった年でもあった。
二月、荒川静香が日本フィギュアスケート史上初の五輪金メダルを獲得。三月には初開催となったWBCで、王監督率いる日本代表が見事世界一の座に着いた。両競技とも、これまで日本人選手たちの実力は世界でも高く評価されてきたが、ついにそれが最高の結果となって表れた。
一方、六月のサッカーW杯では、世界との差を痛感させられる結果となった。初戦のオーストラリア戦では、残り8分から3失点を許し逆転負け。ブラジル戦でも先制点を守りきれず、4失点。結局1分2敗という成績でドイツを去った。
さらに宮里藍のアメリカツアー参戦。ディープインパクトの凱旋門賞挑戦と、日本人アスリートたちの海外挑戦は続いた。
(12月放送の東大和リトル・ティーボールチーム)
こうした世界との戦いにより、変革を迫られたのも、06年という年だった。新たにサッカー日本代表監督に就任したイビチャ・オシムは、就任会見で日本スタイル確立の必要性を説いた。奇しくも一月の全国高校サッカー選手権を制したのは、「高校サッカーを変える」と豪語する山本圭司監督率いる野洲高校だった。
またプレースタイルだけでなく、組織の在り方も変革を求められている。いや、世界に通用する選手たちを育てるためには、明確な理念とビジョンを持った組織の存在が必要不可欠なのだ。
当初メダルラッシュが期待されたトリノ五輪では、結局荒川の金一個。メディアもJOCも各スポーツ団体も、世界との正確な差を認識できていなかった。スケート連盟にしても、五輪後に不正経理が発覚。旧態依然とした協会の体質が浮き彫りとなった。
野球界ではポスティング(公開入札制度)により、松坂大輔、井川慶、岩村明憲といった日本を代表する選手たちがメジャーに移籍。親会社の援助により赤字を補填しているような日本の球団に、スポーツ・ビジネスの世界でもまれてきたメジャー球団と張り合うだけの資金力は無かった。
そして現在最も変革を求められているのが、スポーツメディアである。00年以降、次々と創刊されてきたスポーツ総合誌は、今年に入り軒並み休刊を発表。『VS』はサッカーW杯後に、『Sports Yeah!』も年末号をもって休刊となった(『Sportiva』も来年早々休刊になるという噂…)。
理由としては様々なものが考えられる。
まずは最も期待の大きかったサッカーW杯における日本代表の惨敗。これが多少なりとも売上に影響を及ぼしたのは事実だろう。逆に荒川の金やWBC優勝は、恒常的な売上増に結びつかなかった。
しかし一番大きな要因としては、やはり出版不況という時勢によるところが大きいと思われる。活字離れ、ネットの普及などにより、近年雑誌自体が売れていない。よってなかなか思い切った企画を実行できず、結果として4誌の特集が無難なもの(多くはサッカー)で画一化してしまった。
専門誌を購入するのはほとんどが固定層だが、総合誌は特集の都度、買い手が大きく変わる。固定層をつけ、安定した売上が見込めるようになるためには、特集の切り口、あるいはその他のページで雑誌独自の色を出すしかない。それができない(読者に伝わらない)となると、やはり知名度で勝り、歴史もある『Number』が有利になる。
独自の色を出すという課題は、何も雑誌に限ったことではない。ほとんどのメディアがゲームの勝敗、またはワイドショー的な裏話や安易なドラマをただ垂れ流すだけ。そういった単調な報道に、国民は既に飽きてきている。新しい視点が、スポーツ・メディアには求められている。
(東大和おどりフェスティバルに出場した拓殖大学第一高校チアダンス部の皆さん)
さて、そんななか、我が多摩レイクサイドスポーツの一年はどうだったのか。
隔週でサイドA、Bという2パターンの構成で番組を作ってきたのが、二月より一本化。そのなかで「栗原直也のスポーツ・インサイド」が半独立番組となる。8月には藤山D担当のコーナーと、一時間枠で30分ずつを分け合うようになった。
今年のスポーツ・インサイドで取り上げた多くのスポーツが、いわゆるマイナー・スポーツと呼ばれている類のものだった。一月のストリートボールに始まり、グラウンドゴルフ、アイススレッジホッケー、パワーリフティング、シンクロナイズドスケーティング、ティーボールなど、メディアで普段取り上げられないようなものがほとんどだった。しかしそれはつまらないということではない。むしろその多くが、自分の知らない世界を教えてくれた。
アイススレッジホッケー日本代表チームのメンバーからは、テレビでは取り上げられなかったトリノパラリンピックにおける激闘の裏側を。パワーリフティング元世界チャンピオンの三土手大介さんからは、人間の身体の奥深さを。ふじしま新体操クラブの藤島八重子先生からは、新体操というスポーツの誕生秘話を。twcpeの皆さんからは、知られざるフィギュアスケートの存在とその魅力を。
東京と埼玉の一部というこの狭い地域に、こんなにも素晴らしい人たちがいたのだ。こういった人たちの存在を知ったら、きっともっとスポーツが面白くなる。しかも面白いだけではない。彼らの考えや理論は、教育、文化、健康など、スポーツ以外の面でも、この地域に良い影響を及ぼしてくれる。そんな手ごたえを、取材の中で感じることの多い一年だった。
構成やスタジオトークなど、番組自体の課題はたくさんあるが、ビッグ・メディアのコンテンツには無いものを、多少は出せたと自負している。
06年は、多くのスポーツ選手が表舞台から去っていった一年でもあった。中田はピッチを、新庄は札幌を、荒川静香は浅田真央や安藤美姫のいる銀盤を後にした。海外では稀代のファンタジスタ、ジネディーヌ・ジダンが。「皇帝」ミハエル・シューマッハが。数多くの世界記録を塗り替えてきたイアン・ソープが、それぞれのステージから姿を消した。
一時代を築いた者たちが去り、来年からのスポーツ界は大きく変わる。変わらなければならない。選手たちだけでなく、協会やクラブ、学校、そしてメディア。今年眼前にさらされた諸問題を反省材料に、07年を変革の年にしなければならない。
多摩レイクサイドスポーツも、当然変わらなければいけない。新しい視点や切り口を発見し、今年以上の番組をリスナーに提供する。何よりも来年こそは真に地域のスポーツ活性化に結びつくような、そんな番組作りを目指していきたいと思う。
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ペルーという名の甲子園(ペルー野球を支援する会取材)
http://fm79.exblog.jp/4439346/
2006-12-24T18:25:00+09:00
2006-12-24T18:35:51+09:00
2006-12-24T18:25:55+09:00
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栗原直也のスポーツインサイド
信じられないような数字が新聞の紙上に躍る。日本の怪物は選手総年俸の3倍という額の金額を球団に残し、ベースボール発祥の地へと旅立った。
彼が数々の伝説を残した西武ドーム。そのすぐ近く、東村山では昨日それよりも一足早く海外挑戦を実現してきた元高校球児が集っていた。
(東村山スポーツセンターで行われたペルー野球を支援する会の会議にお邪魔してきました。中央が代表の佐藤道輔先生、前列右が二代目指導員の中野俊一さん、その後ろが三代目の川崎基司さん)
「向こうではベースボールではなく、ベイスボールって言うんですよ」
97年3月よりペルーに渡り、そこで一年近く現地の子どもたちに野球を教えていた川崎基司さん。ペルー代表を率いて世界少年野球大会に出場する一方、カオヤという貧民街での普及活動にも力を注いだ
「日本でもそうですけど、野球というのはお金のかかるスポーツなんです。(カオヤでは道具が不足しているため)キャッチボールをするのにも常に後ろに5,6人が並んで待っている状態。世界大会のセレクションを開いても、大会参加のための航空運賃を自分たちでまかなわなくてはいけないという事情があり、定員15人のところ、16人しか集まりませんでした」
金銭的な問題以外での苦労もある。
「向こうでは子どもも大人と対等な感じなんですよね。良い意味でフレンドリー。でも規律という面では日本のほうが優れている。挨拶をしっかりするとか、時間を守るとか、そういうところは日本式で教えるようにしましたね」
そう語ってくれたのは95~96年にかけて、川崎さんと同じくペルーで野球を教えていた中野俊一さん。二人は共に「ペルー野球を支援する会」によって現地に派遣された野球指導員なのだ。中野さんが二代目指導員、川崎さんが三代目に当たる。
もともとペルー野球を支援する会による野球指導員派遣は、現在会の事務局長をしている櫻井国弘さんらが行っていた青年海外協力隊の活動を受け継ぐ形としてスタートした。91年、ペルーの政情悪化を受けて、日本政府は青年海外協力隊員の派遣を中止。しかしその後もペルーでの指導を継続したいという櫻井さんやその恩師である佐藤道輔先生(元東大和高校野球部監督、現ペルー野球を支援する会代表)の情熱により、民間レベルでのコーチ派遣を決意。94年には初代指導員である出川雄一郎さんを派遣。その翌年に支援する会を正式に発足した。
中野さんも川崎さんも指導員として派遣されるまで海外に出た経験は無い。スペイン語も話せない。出発前は当然不安に襲われた。川崎さんにいたってはあのペルー日本大使館公邸事件が未解決の中での渡航だった。そんな危険な場所に隊員を派遣してもいいのか。会のなかでも様々な議論が交わされたという。
それでも彼らは海を渡った。沢山のお金がもらえるわけではない。有名になれるわけでもない。命に関わる事件に巻き込まれる可能性だってあった。
「(支援する会の指導員は)誰一人甲子園に出てませんよ。でもペルーの甲子園に立ったわけだよ」
独特の口調で熱弁をふるうのは佐藤先生。隊員たちが佐藤先生から受けた影響は大きい。東大和高校の教員時代、佐藤先生は教え子の櫻井さんをバックアップすべく、部の機関紙「適時打」でペルーへの野球用品寄贈を全国に呼びかけた。その結果コンテナ二台分の野球用品が全国から集まり、それはペルーの野球少年たちの大きな力となった。
「(国際貢献に必要なものは)よくヒト、モノ、カネっていうじゃない。でもそれらは切り離されたものじゃないんだよね。モノ、カネを現地で受け取るヒトがいなきゃ。そういう意味では高校野球のOBなんかが野球未開発の国に出て行ってくれるというのは大事だと思います」
プロ野球選手よりもはるかに大きなリスクを背負った海外挑戦。知られざる彼らの活躍は、決して小さくは無い足跡をペルー野球に残した。川崎さんと共に世界大会に出場した知念マコト君は留学生として日本に来日。高校の野球部に入り、甲子園を目指した。惜しくも地区予選で敗退したが、オール埼玉のメンバーとしてオーストラリア遠征にも参加している(現在その知念君への取材を調整中ですので乞うご期待)。
稼いだ金の額で人生の成否が語られる今の時代。しかし裸一つでベイスボールの国へ渡ったフロンティアたちの挑戦は、60億にも劣らない価値がある。
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アイスバーンズテレビ出演のお知らせ
http://fm79.exblog.jp/4311761/
2006-12-06T01:05:41+09:00
2006-12-06T01:05:40+09:00
2006-12-06T01:05:40+09:00
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栗原直也のスポーツインサイド
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12月のスポーツインサイド
http://fm79.exblog.jp/4304792/
2006-12-05T03:24:00+09:00
2006-12-06T01:08:14+09:00
2006-12-05T03:24:06+09:00
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栗原直也のスポーツインサイド
スポーツ:東大和リトルリーグのティーボールチーム
月間タイトル:ティーボールからの第一歩
第1週:「ハッスル!ティーボール」
ティーボールというスポーツの特徴、そして11月3日に行われた「2006 三井物産杯 ティーボール関東選手権大会」における東大和リトルリーグの選手たちの戦いぶりをご紹介いたします。野球とは似て非なるスポーツ、ティーボール。子供たちがこのスポーツに熱中する理由とは何か。
第2週:「親と子のティーボール」
ティーボールを通じた親子関係にスポットを当てていきます。東大和リトルのお父さん、お母さんたちは、どのように選手たちをサポートしているのでしょうか。また父親と母親のサポートの違いとは…。
第3週:「広がりゆくティーボール」
日本ティーボール協会事務局長・山縣俊明さんのインタビューを中心に、日本、そして世界におけるティーボールの歴史や現状についてお話していきます。意外なビックネームも、実はこのスポーツと深くかかわっているんです。
第4週:「ティーボールからの卒業」
11月の関東大会でティーボールを卒業し、いよいよ本格的に野球を始めて東大和リトルの選手たち。最終週ではその様子をお伝えすることにより、ティーボールが子供たちに何をもたらしたのかを探っていきたいと思います。
※「栗原直也のスポーツインサイド」は22:30頃からの放送となります。
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スポーツ小説のトレンド
http://fm79.exblog.jp/4255120/
2006-11-28T00:56:00+09:00
2006-11-28T01:04:00+09:00
2006-11-28T00:56:24+09:00
tama-lake
∟ スポーツコラム
今年度の直木賞作家、三浦しをんは、6年もの歳月をかけて、箱根駅伝を舞台とした『風が強く吹いている』を完成させた。今年映画化され、話題を呼んだ『県庁の星』の作者、桂望実の『RUN!RUN!RUN!』でも、主人公は大学の陸上部員だ。また高校の短距離ランナーを扱った佐藤多佳子の『一瞬の風になれ』は「王様のブランチ」でも特集されている。どの作品からも、よく陸上競技のことを勉強しているのが伺える。
これらの作品を読んでみて感じたのは、作中における陸上競技の切り口が、皆同じだということだ。これは物語の軸とも言えるのかもしれない。『風が強く吹いている』の主人公・走は才能豊かなランナーだが、体育会の体質になじめず、一度は陸上競技をやめようと決意する。しかしひょんなことから大学寮で生活することになり、そこに住む個性豊かな9人の住人達と、箱根駅伝を目指すようになる。
『RUN!RUN!RUN!』の主人公・岡崎優は幼い時から一度も負けたことの無い天才ランナー。とにかく自分が速く走ることだけを考え、部の仲間とは一切関わろうとしない。そのため部でも浮いた存在だったが、同級生の岩本だけが、優と共に走ろうとする。そして岩本と共に走ることによって、優の心にも変化が生まれてくる。
『一瞬の風になれ』で天才的な走りを披露するのは、主人公の神谷新二ではなく、その幼馴染の一ノ瀬連。新二は連と自分の間にある才能の差を感じながらも、その走りにひかれ、共に頂点を目指す。
これら三作品の概要はざっとこんなところ。どの作品もキーワードとなっているのは「才能」と「仲間」だ。才能ある者とそれ以外の者が走りを通して結びつき、お互いを変えていく。この根っこの部分はどれも一緒だ。設定が少しずつ異なっているだけにすぎない。
「才能」と「仲間」。実はこの2つのテーマを扱うのに、陸上競技という題材は実に適している。陸上競技とは、一言で言えば身体能力を競うスポーツ。生まれながらの才能を覆すことが最も困難なスポーツであり、その差を最も判りやすく提示できるスポーツでもある。
さらに、これらの作品の中で重要なレースと位置づけられているのは、個人種目ではなく、駅伝やリレーといったチーム種目であることにも注目したい。リレーや駅伝は、ある意味個人種目とチーム種目の中間。走る時は一人だが、結果はチーム全体のもの。チームプレーが当たり前のサッカーや野球とはまた違った、個人と集団の狭間で起こる葛藤。それはより多くの解釈の誕生を可能とする。
以上の理由から、この2つのテーマを内包する小説を作るときに、陸上競技という題材は、非常に適していると言える。だがこれらは別に陸上競技でなくてはいけないわけでもない。他のスポーツにも十分置き換えがきく。
その代表例が、あさのあつこの人気小説シリーズ『バッテリー』だろう。バッテリーとここで紹介した3つの陸上小説の違いは、主人公のやっているスポーツが野球か陸上かの違いだけなのだ。三浦、桂、佐藤がこの『バッテリー』の影響を受けたのかは定かではないが、現在スポーツ小説の形として、ひとつのブームとなっているのは間違いないだろう。
また「才能」「仲間」という物語の軸のほかに、『バッテリー』も含めたこれらの小説には、興味深い共通点がある。それは皆作家が女性だということだ。女性の視点から、中学~大学までの若い男を描いているのだ。
そんな彼女たちの物語は、皆「きれい」なのだ。登場人物はそのほとんどが純粋。大人の狡猾さをもったキャラもほぼ皆無。しかもある程度の節度を皆持っており(笑)、若さゆえの無鉄砲でハチャメチャな行動を、やらかすやつがいない。少女マンガの登場人物に近いといったらわかりやすいだろうか。物語から受ける印象も実にさわやかだ。
おそらく彼女たちが登場人物たちと同じ世代だった頃(あるいは今でも)に、感じていた憧れが、そのまま作品に反映されているのだろう。男性がスポーツ選手を書いたらこうはいかない。偏屈で、卑屈で、エロくて、時に狂気とも言えるほどの欲望を抱えている。そんな「汚い」人物像が、男性の描くスポーツ小説には多い(あくまでも私がこれまで読んだ作品の傾向によるものだが)。
どっちが面白いか、それは人の好みによる。ただ一般受けするのは、現在は間違いなく女性視点のスポーツ小説だろう。こういった作品が増えるのはけっこうなことだし、新しいものが出たらまた読んでみたいとも思う。しかしそれは私がスポーツに携わっている者であり、一般の人よりも特別に興味があるだけだからかもしれない。こういった作品ばかり続けば、読者もそのうち飽きを覚えるだろう。実のところ、私もちょっと飽きてきている。
野沢尚は『龍時』を通して、ゲームや選手だけでなく、サッカーの文化的な面白さまでを描いた。虫明亜呂無の『海の中道』『ペケレットの夏』からは、スポーツをする肉体の美しさや、艶やかが伝わってくる。このほかにも最近のブームとは違えど、優れたスポーツ小説はいっぱいある。
今後はこれらともまた違った、スポーツの面白さを新たに再認識させてくれるような、そんな小説を読んでみたい。個人的には女性視点による女性が主人公のスポーツ小説を読んでみたいのだが。
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ティーを求めて@成城
http://fm79.exblog.jp/4164267/
2006-11-11T00:32:36+09:00
2006-11-11T00:32:37+09:00
2006-11-11T00:32:37+09:00
tama-lake
栗原直也のスポーツインサイド
というわけでティーボール取材第3弾。今回はいつもの東大和リトルではなく、日本ティーボール協会事務局長の山縣俊明さんに、お話を伺ってきました。やはり特定の1チームだけでなく、日本や世界を単位とした話を聞いてみないと、なかなかこのスポーツの全体像は見えてきません。
ティーボールの現在過去未来について、とても丁寧に語ってくれた山縣さん。話を聞いていると、スポーツ界に限らず、政財界のビッグネームがポンポン飛び出してきます。役員の方々の知名度は間違いなくメジャー級でしょう。え、誰なのって?それは番組の放送をお楽しみに。
現在は小学校の体育の授業でも行われているティーボール。実は東村山に熱心な先生が結構いらっしゃるようで、小学校の授業などで盛んに行われているとのこと。東大和リトルにも、東村山から通っているという子も何人かいました。近い将来、サッカーの清水みたいに、ティーボールといえば東村山・東大和と呼ばれるようになるかもしれませんね。
大変貴重なお話が聞け、満足してティーボール協会の事務所をあとに。途中昼食を成城学園前駅近くのカフェでとっていて、はたと気が付く。ああ!そういえば今日の12時半から行われるアジアシリーズ・三星ライオンズVSチャイナスターズのチケットを知り合いからもらっていたんだった。時計の針は既に1時をさしていました。すすったミルクティーはため息の味…。
(事務所に飾ってあった写真。元プロ野球選手の姿も)
(漫画家の水島新二司さんがティーボールのために書き下ろしたイラスト)
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はじめの一歩
http://fm79.exblog.jp/4136066/
2006-11-06T00:00:00+09:00
2006-11-06T00:11:14+09:00
2006-11-06T00:00:38+09:00
tama-lake
栗原直也のスポーツインサイド
この日は午前が守備中心、午後がバッティング中心の練習。二日前に4試合をこなし、その次の日は西武園で一日遊びまわっていたというのに、子どもたちは疲れたそぶりも見せず、元気よくグラウンドを駆け回っていました。元気があふれすぎて、コーチに怒られることも多々ありましたが、数十分も経つとそんなことも忘れて、また大騒ぎ。コーチは大変そうでしたが、みんな本当に楽しそうです。
「インタビューして」「これ聞かせて」ほのぼのとした気持ちでいられたのも束の間。子どもたちの溢れ出した元気は、僕の方にも向かってきました。取材用のマイクは奪われるわ、かばんの中をあさり始めるわ。子どもたちの好奇心というのは、ワイドショーのリポーターよりも攻撃的です(笑)。
ティーボール用のやわらかいボールから、硬式の硬いボールに変わり、選手たちも戸惑っているのかと思いきや、そんなこともない様子。ボールのバウンドや、芯を食わないと手が痺れることにはまだ不慣れなようですが、子どもたちの順応は早いもの。実は少し前から既に硬式野球の練習も、ティーボールと両立して行っていたようです。練習試合では、何と一つ年上の4年生チームに勝ったこともあるそうです。さすがに関東一は伊達ではありません。
「目標はイチローみたいな選手になること」「大リーグでプレーしたい」野球を始めたばかりの彼らですが、その夢は東大和から日本を飛び越え、既に世界に向かっている模様。二日前の優勝は、その第一歩といったところでしょうか。野球選手になるためには、まだまだこれから厳しい練習や試合を乗り越えていかなくてはいけません。へこたれずに、頑張れ、東大和の野球少年たち!
そしてもしプロになったら、多摩レイクサイドスポーツの独占取材をよろしくお願いします(笑)
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野球選手養成スポーツ
http://fm79.exblog.jp/4125117/
2006-11-04T01:17:00+09:00
2006-11-04T22:38:44+09:00
2006-11-04T01:17:26+09:00
tama-lake
栗原直也のスポーツインサイド
そう一句読みたくなるほど、さわやかな秋晴れ。絶好の行楽日和。というわけで、僕も久々にのんびりしようと葛西臨海公園へ…仕事に行きました。貧乏ラジオ番組にのんびりしている暇などあるわけないのです。
と言うわけで、この日は葛西臨海公園のすぐそば、江戸川区臨海第2球技場へ「2006 三井物産杯 ティーボール関東選手権大会」の取材に行きました。もちろん12月放送の番組の取材です。来月のピックアップチームは、東大和リトルリーグ。過去には楽天のエース・岩隈久志投手も在籍していた、名門チームです。
あれ、ティーボールっていうスポーツの取材じゃないの?と、今思った方もいらっしゃるかもしれません。実はティーボールというのは、誰でもボールを打つ楽しさを味わえるようにと考案された、ピッチャーのいない野球なんです。
野球の練習でティー・バッティングと言って、ボールを筒のようなものに乗せて打つ練習がありますよね。ピッチャーの投げるボールの代わりに、そのティーと呼ばれる筒に乗せたボールを打ってゲームを行うのが、このティーボールなんです。
野球を始めたばかりの子ですと、ピッチャーの投げたボールが打てずに、どうしても野球を楽しめない子も出てきちゃいます。でもティーボールは、誰でも簡単にボールが打てます。小さい頃はティーボールで野球の楽しみを覚えてもらい、ある程度経ってから本格的に野球を始める。今ではそんなチームも結構あります。ちなみにこの大会に出場していたのは、主に小学校3年生。彼らにとっては、この大会が最後のティーボールの公式戦となります。
で、結果から言うと、東大和リトルは見事優勝!最後の大会で、関東ナンバー1に輝きました。最初のハイライトは準決勝。相手は一度も勝ったことがないという調布リトル。その機敏な動きは、とても小学校低学年とは思えません。さすが優勝候補。二回表に2点を先行され、正直厳しいかと思いましたが、四回裏。ついに東大和リトルのバットが火を噴きます。一挙に4点を奪い、5対2で逆転勝ち。お母さんたちの中には、もうここで泣いている方も…。それほど劇的な試合でした。
東大和リトルの勢いは決勝でも止まりません。相手は普段からよく一緒に練習をしている東京日野リトル。最近は連敗中とのことですが、選手たちは臆することなく、2回表には満塁から、一、二番の連続ツーベースで4得点。三回裏に2点を返されますが、安定した守備で以後追加点を許さず、4対2で念願の初優勝。
最後のバッターをアウトにした瞬間、選手たちはもちろんですが、観戦していた父兄の皆さんはもう狂喜乱舞。その盛り上がりぶりは、阪神ファンも真っ青というくらい。ずっとお子さんの成長を見守ってきたお父さん、お母さんにとって、この日はきっと忘れられない一日になるでしょう。
大会を見ていて感じたのは、普通の野球よりも守備、走塁がポイントになるということ。ピッチャーがいないため、バッティングの良し悪しと言うものは、あまり目立ちませんでした。ポイントとなるのは、相手の打った球をどれだけミスなくさばけるか。ミスした方が負ける。そんな野球の鉄則が、より鮮明に見えてくるスポーツだと思いました。
そして相手のミスを誘うという意味では、積極的な走塁が重要になってきます。関東大会に出てくるだけあって、小学校3年生でも、ボールを取る、正確に投げるという基本は、本当にしっかりしていました。準決勝以降、守備が乱れるとすれば、複数の人数が絡んでくる連係プレーやカバーリング。逆に言えばそれくらいしか、相手がミスをする機会はないということになります。積極的な走塁で、そういう場面を多く作り出す。特に準決勝では、それが勝因のひとつになったのかと思います。
守備や走塁というのは、地味な部分ではあります。多分子どもたちは、打つ方や、ピッチャーとして投げる方に魅力を感じているのではないでしょうか。しかし、これらは野球においても、非常に重要な要素です。今年の日本シリーズでも、そこが勝負の分かれ目になりました。そういう意味では、ティーボールには幼い頃から、守備や走塁の意識を高められるというメリットもあるのではないでしょうか。
とまあいろいろ書いてきましたが、ティーボールには、思った以上に様々な可能性がありそうです。11月3日、文化の日。ティーボールという新しい文化を目の当たりに出来た、非常に有意義な一日でした。
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11月のスポーツインサイド
http://fm79.exblog.jp/4115219/
2006-11-02T08:47:00+09:00
2006-11-02T08:50:30+09:00
2006-11-02T08:47:34+09:00
tama-lake
栗原直也のスポーツインサイド
スポーツ:東京女子体育大学シンクロナイズドスケーティングクラブ(twcpe)
月間タイトル:「第4のフィギュアスケート」
第1週:「氷上のシンクロ」
「シンクロナイズドスケーティング」とはどんなスポーツなのか?その見所、競技者としてのやりがいなどをお話していきます。あの超有名金メダリストの知られざる過去についても…。
第2週:「アイス・ウィメンズ・ヒストリー」
twcpe、そして日本のシンクロが歩んできた軌跡についてお話していきます。大森芙美コーチと過去の番組出演者との驚くべき関係も明らかになります。
第3週:「変わりゆくシンクロ」
シンクロの日本、そして世界における現状とは。2010年の五輪正式種目化の可能性、シンクロの抱える問題点についてお話していきます。
第4週:「ひとつになる時」
10月22日に東大和スケートセンターで行われた発表会の模様、そしてシンクロの秘めたる可能性についてお話していきます。 キーワードは「個性」と「誇り」。
※「栗原直也のスポーツインサイド」は22:30頃からの放送となります。]]>
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