ウオーキング取材第2弾!今日は所沢近辺を中心に活動されている
椿峰ウオーキングクラブを取材してきました。
午前8:00、西武狭山線下山口駅改札前で伊達ディレクターと待ち合わせ。ウオーキングのスタート地点である椿峰中央公園に向かう。小雨の散らつくあいにくの空模様にもかかわらず、そこには13人ものウオーカーが集まっていました。聞くところによると結成から3年間、雨が降ろうが台風が来ようがこの土曜の活動を中止にしたことはないそうです。
僕の友達なんか入社して3週間でやめたいと愚痴をこぼしていたというのに。今の世の中、大卒の新入社員の3割は途中でやめていっちゃうらしいですからねえ。
まあそんな話はどうでもいいとして、これほど高い参加率での活動を継続して行えているのにもかかわらず、椿峰ウオーキングクラブには会則や会費のようなものが一切ありません。決められているのは土曜の朝、椿峰中央公園に集まるということだけ。それも強制ではなく、全くの自由参加なのです。普通スポーツの団体というものはいくつもの規則を設けて、その団体の統制をとろうとするもの。しかしそれは時として、プレッシャーやストレスにもつながってしまいます。椿峯ウオーキングクラブのように、決まり事を必要最低限に抑えることはその余計なプレッシャーやストレスをなくすこと、ひいては自然な形で団体がまとまることにもつながってくるのではないでしょうか。
規則などで参加を義務付けられていないから、このウオーキングに参加している人たちは皆本当に楽しそう。その楽しさの一端を、僕はメンバーの皆さんと一緒に歩くことにより見つけました。この椿峰ウオーキングクラブは「スペシャリスト集団」だったのです。「所沢のスペシャリスト」はこの街を自分の庭のように熟知しており、地元の人でも普通なら気付かないような景色の良いところへ色々と案内してくれました。
「植物のスペシャリスト」はウオーキングの途中で花を見つけると、それについて色々と解説をしてくれました。「パソコンのスペシャリスト」は充実したHPを制作し、「写真のスペシャリスト」はそのHPにウオーキングの途中で撮った素晴らしい写真を載せていました。それぞれが自らの特技を持ち寄ることにより、ウオーキングの楽しさが倍増しているのです。現在セ・リーグの最下位を走る
某野球チームも、一つの分野だけでなく、様々な分野のスペシャリストを集めるべきなんですけどねえ。
およそ3時間ほどのウオーキングを一緒になって満喫し、再び椿峰中央公園へ。良いインタビューもたくさん取れました。椿峰ウオーキングクラブの皆さんとはここでお別れ。快く取材に応じて頂き、本当にありがとうございました!帰りは伊達ディレクターと昼食を食べ、新秋津駅で解散。しかし電車を待っている最中、携帯電話がないことに気付き、慌てて昼食を食べた店に引き返す。たった5分の道のりがやけに長く感じました。こういうウオーキングは面倒なんだよなあ…。
この日取材した内容は5月19日(木)の17:00~18:00からウオーキング特集として放送されます。再放送も毎週木曜23:00~24:00、金曜5:00~6:00、11:00~12:00で放送します。周波数はFM79.0MHz、視聴可能範囲は東村山や、所沢、小平、清瀬、国立、立川など、東京や埼玉の一部です。興味のある方はぜひ聴いてみてください。